2011年マイベストBLコミックスcl。
・・・あ、もう年末なんですか?へぇ、、、全然そんな気分じゃないんですけど、引くわー。
という訳で何だか納得できない気分のまま今年もベストBLコミックスをセレクトさせていただきます。そして今年も更新がママならず申し訳ありませんでした。
そうですねぇ、なんか一年分読んだ気にもなってないので総括して云々できないのですが、今年も小粒な年だったような。振り返ってみると「ああ、コレも今年の作品だったのか」とようやくベスト作品を思いつくくらいなんですが、毎回その中から自分がはっきり根拠を持ってベストだと言い張れるものを選出するのに苦労するのです。選んだあとから「やっぱりアレも変な意地張らないでベストで発表してけばよかったじゃん!」て後悔するのが結局なオチでして。
なので今年はもういっそ「なんとなーく印象には残ってる」と思えるなら景気よくドレでも気ままに載せて行く方針で発表してゆきます!
あくまでなんとなーく覚えてるやつの列挙ですんで気合の入れ具合が若干ほかの年と違うかもしれませんがヨロシクお願いしますm(_ _)m
では、今年も例年通り発売月日順の列挙です。
☆〜ネ†タ♭バ#レ♪〜★
- 作者: 鹿乃しうこ
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: コミック
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私は私の中の15の浩太を引きずったままだけど、やっぱり牧と一緒の浩太が好きだからさ。
だいがくせいにっき (IDコミックス gateauコミックス)
- 作者: 松木加斎
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2011/03/15
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前のコミックス『流れ星ミュージアム』のスピンオフ。同人すり直しということで背景とかgdgdなところあるけど、同情の余地なし的な受けの抱える孤独な悲しみが、情熱以外は何も持ってない攻めに溶かされるラストのカタルシスといい、私の最高シチュ盛りだくさんなお話でした。受け様の格好もフェミ男子って感じで素晴らしいわ!
ネガティブ君とポジティブ君 (IDコミックス gateauコミックス)
- 作者: 秀良子
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2011/03/15
- メディア: コミック
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狼さん、そろそろ準備はいいですか (Canna Comics)
- 作者: 山田2丁目
- 出版社/メーカー: フランス書院
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: コミック
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- 作者: えすとえむ
- 出版社/メーカー: リブレ
- 発売日: 2011/04/09
- メディア: コミック
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- 作者: ねこ田米蔵
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2011/05/02
- メディア: コミック
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- 作者: 日高ショーコ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/05/25
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- 作者: 桜城 やや
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/01
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- 作者: 砂河深紅
- 出版社/メーカー: 心交社
- 発売日: 2011/06/30
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他人が描く漫画を多く読んでて何がいいって、自分では考えも着かないキャラを読むことで自分の中の眠ってたときめきツボを発掘してもらえることよね。私、こゆ外見でこゆ紳士な攻めたまが好きだったのねー、て。
ゆっくりもったり恋をしてゆく手順と言うか、うぶい大人の恋ってなんで胸躍るんでしょうね。お話にちょっぴり添えるアイテムがあると楽しくなるよね、私は苦手だけど胡桃使ったパンと珈琲食べながら読みました。心に優しいまったり系が好きな私としては好みでありつつ、何か少しズレてる気もしたけど(俺だけのものにしてって辺りかなぁ?)、う〜ん言葉には出来ていない。ともあれ、あなたを好きになれてよかったと思い合えるパートナーシップは最高のご馳走です。美味しゅうございました。
ちなみにこの二人の最初のエピソードはコミックス『瑕だらけの男たち』に収録。
やさしいエピローグ (バーズコミックス ルチルコレクション)
- 作者: モチメ子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2011/07/23
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この作家さん初期作品が微妙だったので苦手意識持ってたけど、面白いじゃん!ちょっとヤクザあがりの攻めと進路迷い中の受けがほっこり励まし支えあって築きあがる擬似家族っぽい風景が楽しかった。キャラクタの相関関係が若干『恋するバラ色店長』と似通ってたけど、攻め受け以外にあゆ世話役がいるのもいいかもねー。
- 作者: 楢崎壮太
- 出版社/メーカー: コアマガジン
- 発売日: 2011/07/25
- メディア: コミック
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ああでもまだまだ食いたりねー!植田くんももっと読みたいー!て感じに皆に愛着を持ちながら読み終えましたよ♪
そして他の読者さんも同様だったみたいだけど、最後ユリ子さんのお話に泣いた。すべて彼女に持ってかれたね。最高の花嫁姿だよ、お母ちゃん。亡くなった旦那ともどもコレからも家族で幸せになっていって欲しいです。
えんどうくんの観察日記 (ミリオンコミックス Hertz Series 110)
- 作者: ハヤカワノジコ
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: コミック
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- 作者: 鈴木ツタ
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2011/10/08
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- 作者: はにわ
- 出版社/メーカー: シリカ編集部
- 発売日: 2011/11/01
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・・・なんだろう、変に人情話にしたかったあまりに演出過剰だった部分が否めないと思う。イカニモ同人気質だったり心象風景での独特な世界感・構成とか相変わらず面白いのだけど、お話全体に突き抜けるものが足りなかったような・・・と不満をこぼしてしまうのも、すっごいこの作家さんが好きだからなんだわな。
ともあれキャラクターが魅力的で、この美オヤジははにわサンならではのオヤジだと思うし、この作家さんのオリジナリティーも今後見せていって欲しいなぁ。
から回りのディンプル(仮) (POE BACKS) (POE BACKS Babyコミックス)
- 作者: 和稀そうと
- 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
- 発売日: 2011/11/24
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- 作者: 鹿乃しうこ
- 出版社/メーカー: ジュネット
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: コミック
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孤独なままで終わりそうな終わり無さそうな香りのする受けたんが好きです。
ブサメン男子♂〜イケメン彼氏の作り方〜 (アプレコミックス)
- 作者: 野々宮ちよ子
- 出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: コミック
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配信漫画として人気だったらしいけど、『秋山くん』同様ステキなエロ本だよね、コレ。二人のカッコいい幼馴染の攻めに攻め立てられる時の受けが素晴らしくかわゆくってムハ〜v セックスそのものに様々なシチュあってこそだんだん盛り上がるエロチシズムが感じられて、貴重な作家さんだなぁと。
- 作者: 高岡七六
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2011/12/22
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ていうか何故か受けの胸筋・腹筋のほうがよく映えるBLだったな。狸少年の場合は野球好きだからかもしれないけど、七六さんの受けは結構お肉が締まってて見惚れるw
狸一族の跡取りっていうネックはさして大事な要素じゃなかったらしく割りとぞんざいに片付けられててよい感じ。
- 作者: ウノハナ
- 出版社/メーカー: プランタン出版
- 発売日: 2011/12/27
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ただひとつ言わせてもらうと、方向音痴の受けがいつも道案内してくれる攻めのことずーっと「ナビ」と呼んでたのが、ちょっと・・・w
ほら、↑の作品のあとがきでもさ、最初受けの花介をまんまポン太だのなんだの付けようとしてたけど、担当さんから「Hのときもソレだと色気がない」みたく言ってて止めたじゃない?やっぱ、まあいいんだけど、ちょっと本名呼ぶところ欲しかったような・・・どうなんだろ、アレはアレでよかったのかしら?
ともあれ時代物やらバリエーションに富んだ1stコミックスでした。
・・・。ああ、実は『悪人を泣かせる方法』とか『花は咲くか』とかベストに上がるかもしれない作品を読めてないのよ!こんなこと一度もなかったのに大失態だわ。なので何から何まで半端なベストclだけど、今日はもう時間がないからとりあえずコレで上げさせていただきます!来年はどうぞヨロシク!