新装刊された「JUNK!BOYふゆやすみ号」読みました。
なんだか色んな方々に愛の言葉をささやきかけたい今日この頃。(半分嘘)
ふゆやすみって何って感じですが、読みました。
JUNK ! BOY (ジャンクボーイ) 2008年 01月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2007/12/03
- メディア: 雑誌
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BL 雑誌・アンソロジー / ビーボーイWEB
↑ここで一部試し読みできます。
前のジャンクを読んだことがないので比較できませんが、「ジャンク〜」に抱いていたイメージどおりの品揃えでもありつつ、抱いてたイメージよりは眩しさ(w)だけの品揃えでもなく、嬉しい期待の裏切りがありました。(だって、ほら。表紙からして、ねぇ?)
なにはともあれ、学園ものが多いというのがB×Bブランドの美味しいところなので、存分に楽しませてもらいましたよん☆
すごいテケトーでワケわからん呟き日記。↓
- みなみ遥さん
いやぁ、いつも通りのみなみさん。なんだこの受け、なんだこの攻め、みたいな。私こういう、「一体どういう思考回路で動いてるんだ、この謎多き人間は。。。」ってキャラクター苦手。しかもこのキャラクタに魅力を感じないと何が面白いのかわからないというのがまた・・・。別に男同士で盛り合ってる男子校が嫌いなわけではない。むしろ好き。ステキ男子二人に可愛らしい天然受けが翻弄されて手ごまにされるってのが嫌いなわけでも、ない。・・・しかし、これにときめくって私からすればある意味極道だから、まだまだ未熟者にはきつい作品だったわ。題材としては楽しいんだけどね。>所謂「総ホモ」男子校。
ていうか最後、二人の攻めがひどすぎ。で、当て馬男の方に惹かれるって、我ながらどういう嗜好よ・・・。
- 杉原チャコさん
あーん、このありきたりで「どこかで読んだよね、こういうの」と思わせてくれる感じが・・・。この愛らしさ、たまらないわw 受けはちびッコ店長(しかもキュートなパン屋さん)。攻めは行き倒れたところを受けに拾われて、住み込みでパン屋のバイトをしてるのね。
もう、ヘタレ攻めだわ。このパターンなヘタレ攻め・・・。そして、どこか抜けてるけれど温情な受け・・・、いい相性ですよね〜。
し・か・も。攻めの間抜けさにより、初Hは未遂に終わるし・・・。あまりにもアレで、あっぱれだわ。
- 夏河シオリさん
出たよ、健気受け・・・。突然一目ぼれしちゃった純朴そうな受けが、攻めに対して一心に想いをよせる。これはイタい!ちょっとストーカー。
しかしこの攻めたんクールだぜ。純朴そうな14歳少年を「面倒くさそう」だとあしらっちゃってる。けれど、この攻めも結局受けと同類。攻めは恋愛に対してクールになるほど、泥沼を経験してきたらしい。そんな彼は、受けの想いに“応えてしまわない”ように自分にブレーキをかけてるのです。ケケケケ。
しかしあれですな、先輩にいじられながらも、それをクールにかわしていた攻めが美味しかった!
「どうせ付き合うならもっと汚れきってる相手がいいんですよ その方がお互いラクでしょ後々」
「・・・・・・・・・オマエさ どんなレンアイしたらその歪んだ考えになんの?」
「別に人並みですよ」
そうか、こういう考えは歪んでるのか・・・。好きだなぁ。
「それにコマされたのはこっちですし どちらかと言うと」
「っせ このショタ」
- 南月ゆうさん
学園ものっぽさがぬるく感じるなぁ。これも男子校だよね。スクランブル〜。
ちなみに、ここではサドであることが「変態」呼ばわりされる事柄みたいです。男同士なのは二の次、と言うことかしら?ふむふむ。へむへむ。
- ねこ田米蔵さん
何気にこの人の四コマ好き。この攻めの報われなさ加減がまた・・・。「すごく横暴なのだけどそこには愛がある」・・・というテンプレな強引攻めを、全然愛の感じられない天然リアクションでケチョンケチョンにしてしまう受け・・・。楽しそう。近くで傍観したい。
攻めの内面に隠された邪な欲望だとか変態性(同性愛メガネフェチ)が、ことごとく受けにかわされてるのが美味しい。彼の屈折したアプローチは全然相手に伝わらず、受けのストレートさに打ちのめされる。そしてその状況を打開できないのは、攻め自身が“ストレートを装う”姿勢を崩さないから!みたいな。このディスコミュっぷりがウケるんだよなぁ。「攻めよ、素直に変態道へ堕ちろ!」みたいなw
- 九號さん
きゃー、九號さんだわぁ。素敵ぃ!(<どこの追っかけ?)
結婚して子どもを作って家族を養って〜〜的な将来を!と努力してるのに、ことごとく失敗する攻め。その攻めが、かつての同級生と再会します。そして、実は二人とも昔から両想いだったことを今更になって知るのだが・・・、さぁ、どうなる!?ていうところでとりあえずオチをつけるあたりが、またもや九號テイスト!・・・なんでこんな未遂なんだろう・・・。ああ、もどかしさが萌えになるよ!なんて寸止め、なんてじらしプレイ。この「後一歩!」て感じを味あわせてくれるのが氏の作風だよねー。
完成度としては微妙だけれど、「あるある!」ていう青春ぽい切なさが美味しい。
実は受けはゲイでした。そして攻めと同じく恋してました。だけどあの時は高校生だったので、安易に素直になれませんでした。では、今その事実に気づいたら・・・、さぁどうしましょう!?結論を出さないようだけど、今回は希望を感じるエンドマークでした。
- 三島一彦さん
「ホモの呪い」にかかってる受けの話だそうです。呪いのせいで男に愛されちゃうんだと。あらあら、羨ましい事で。・・・なんて。
で、「じゃあ、本当にホモになりましょうv」みたいな話。・・・ははは。
- サガミワカさん
何でこの雑誌買ったかって言うと、これを読みたかったから。仮にこの話を32pでまとめたとしたら、きっと窮屈なストーリー構成になってただろうね。その点、さすが84ページなだけあって、内容にボリュームがある。
「なんちゃらホスト部」みたいな話らしい。あの作品と違うのは、主人公が「まっとう」な感性の持ち主であり、周囲の変態たちに振り回されながらも果敢に鋭くツッコミを入れる、と言う点かな。
そして、コミカルなのに最後は「不器用な恋」でセンチメンタルに落とすあたり、なかなかの完成度。
お?コスプレ少年出たー!他の連中もおもしれー!先生とかは単純に萌え対象だしー。イイねー。
さて。彼らの奇人変人ッぷりが、変態否定を笑い飛ばしてくれるかどうか、つまり、「ホモ」を笑うのではなく「ホモはキモい」を笑い飛ばしてくれるかどうか、そこらへんを注意して読んでみました。けれど、受けが
俺 ホモになっちゃったのかな・・・? それとも・・・この人の事を・・・
と言ってるのよね。微妙に「ホモは向こう岸の存在であり、アレと一緒にされたくない」て印象がある。
この話も結局は「学園ものBLを読むことで『ホモネタ』を面白がりましょうー」という読みしか与えていないのかもしれない・・・と思った。
まあ、そこらへんかなり微妙で評価が難しいのだけれど・・・。(現在評価のための物差しを探索中)
ところでこいつらの奇天烈っぷりが吹っ飛んでて、「漫画」として楽しかった。
「姫 いいかげんにしとけよ マオはお前のオモチャじゃないぞ 皆のオモチャだ!!」
「スイマセン よけい状況が悪くなるんで黙っててもらえません?」
楽しいよう・・・。こういうボケたキャラ大好きだー。
- 志摩京祐さん
腐男子というか「乙女男子」についての漫画らしい。なんか最近そういう四コマ漫画出てたよね。
スーツ萌え+下克上萌え、ね・・・。
- 腰乃さん
めっちゃ萌えた・・・。。。一ページ漫画にこれほど・・・。年下攻めならではと言うより、天然過ぎだろこの攻め!話し聞いてねーわ、微妙に突っ走ってるわ。「ん どうぞ」ッてなんだよ!!畜生ー! いいねいいね、このあほ攻めのポジティブシンキングに流されちゃってくださいな>受け。
- 印南里香さん
うん。飼ってる猫の四コマ。
- 御景椿さん
擬人の話。今回はたけのこ。何でも行けるらしいね、この作家さん。いっそ感心する。成長していく竹とともに末永くお幸せに・・・。
- たりらびーさん
この新人さん、なかなか見所あるよね。シンプルなんだけど、それがまた今回評価すべきパフォをもたらしてましたよ。作風は猫田リコさん的。
「男を好きになった自分ってまずくない?」という惑い→「男同士だけど・・・それが何か?」という開き直りのパフォ。
単純にコレを描いてくれた新人作家さんに感謝。うんうん、これがBL作品においてもっと評価すべきステキ態度だと思うのよ。
- 鈴原ひろのさん
ニャンニャン。取り立ててなにと言うことはないけれど、しかして下品な変態キャラの四コマ。読んでるこっちは、あーはい、・・あー・・・ん、ん〜、みたいな。<?
- 何条つぐみさん
ストーリー的にもパフォ的にもさして何かがあるわけでもなく、後味が残るわけでもなく。ていうか、ネックの部分とか全然インパクトないよー。いいのかー。
- 七織ニナコさん
精神的に、コミュニケーション能力的に、ちょっと・・・な受けと攻めの話?
- 漫画スクール参考作品
ふーん、こういう企画が・・・。ビブ期は新人作家作りを怠ってると言う声もあったけれど・・・。
魔法使いのお話が色々ステキだったー。スウィートだ!
メモ。
「魔法使いって変態なんだ 俺男だよ?」
「(引用者注:男なのは)知ってるよっ (魔法使いが変態というのは)違うっ 変態が魔法使いなんだ!!って何言わすんだっ」
か、可愛い。
- 水野透子さん
うん、パス。ショタだけどこの方はパス。
- 舟斎文子さん
おおー。
年上受けの服で溢れた部屋を毎度お掃除しに来る攻めの話。受けの服を汚したお詫びで来ていたのだけれど、実はいつのまにやらか体の関係になっちゃってます・・・。美人年上の誘い受けになるのかな、うん。
本当は受けが好きなのだけど、不甲斐ない攻めたんは肝心なところで足が竦んでしまってワンワンワワン!ワンワンワワン!
・・・ていうか、受け!なぜそこで「待ち」の姿勢に入る!?そういうトロ臭い攻めにはガンガン攻めて行け!
- 南国バナナさん
この人の作品はなんだかとてもホモフォビックな匂いがするのだけれど、それはともかく。今回はエッセイでごわす。
氏自らがBLにハマッた経緯を語ります。
最初はセックスの結合部くっきり描写に引いてた→しかしいつの間にやらエロにはまる→変態にはまっていく。・・・氏が言うには「BLは変態ものばかりじゃない」らしいですよ?変態萌えBLを発見するためには隙間をもぐらないといけないらしい。
南国さんの変態ツボ↓
<<おさえて欲しいポイント>>
・受けが本気で嫌がってないこと
・いやいや言いながらハマるのは萌え。
・攻めが本気で嫌がってるのは萌え。
へ〜。ていうか本当に、攻めと受けという非対称性には意味があるんだなぁ。(ない人もいるだろうけど)
- 真田和史さん
執事もの。トンデモ主。
ゴチっした!